株式投資で知っておかなければならない用語はたくさんあります。何も知らずにやるというのはさすがによろしくないですから一つ一つ、用語を細かく覚えていくという必要性が出てきます。
そんなひとつに配当利回りというのがあります。そもそも様々な投資において配当金が出されるものであれば、配当利回りというのは株式投資に関わることのみならず出てくる用語となります。
ほかの投資をするときにもチェックする事柄であるといえるでしょう。
そういう意味において、配当利回りという言葉は投資において、ものすごく重要になりますので覚えておくようにしましょう。
この配当利回りというのは株式投資においては現在の株価で株を購入した場合に配当金によって、年間で何パーセントの現金収入を得ることができるのか、ということを表したものであるわけです。
絶対にその配当金が出るというわけではありませんが、一株当たりの配当金は予想数値が出ています。今まで配当を出していたがちょっと今回は業績予想がよくないので、ということで配当の予想を出さないというようなことをしたりする企業もあります。
とにかく確実というわけではない、ということは理解しておきましょう。
しかし、一応このくらい出すということを企業は公表します。それを確認してみるようにしましょう。
配当金というのは株価においてどのような効果があるのかということですが、株価の下支えをする効果があります。これがかなりありがたいことでもあります。
一株当たりの予想配当金が上昇するか、或いは株価が下落すれば配当金利回りは上昇することになります。
もし、株価が下落して配当金利回りがが高くなりますとそれを狙って買う人が出てくるので株価の下支えにものすごく効果があるわけです。
しかし、逆をいいますと配当金が下がるということが決定しますとどうしても株価が下がるということにもつながってしまうので注意しておきましょう。
株価が下がったとしてもそれはそれで配当利回りがよくなるので反発する、というわけですから、利回りがよいというのはよいことではありますがネックもあります。
それは配当を出さないということが発表されたりしますと株価なら思いっきり下がることがあるという点でしょう。
配当も含まれた株価ということになりますので出ないということになりますとやはり下がってしまうということがあるわけです。
ですから、一時的に今回は高めに出すことにした、といった銘柄ではなく、長く企業経営をしていて継続的に少なからず配当を出しているところというの選ぶと良いでしょう。